![]() | ロスジェネ 創刊号 赤木 智弘 by G-Tools |
特に興味深かったのは、ロスジェネ問題は「敵を見つけてそいつを倒してはい、おしまいという問題ではない」という東さんのご指摘と、ネオリベは「富の再配分には機能してきたが、尊厳の再配分には機能しない」というこれまた東さんのご指摘。特に後者はちょうど「友だち地獄」のある箇所を読んでいたこともあって、ぬぁーっと座席で頭を抱えました。
いわば孤立化した人間関係を生きる若者たちは、人間関係の多元化にともなう価値の相対化とその魅力の低下に対処するために、また、昨今の新自由主義的な経済活動に適合したコミュニケーションへの社会的圧力に抵抗するために、その社会との接触を放棄しようとしている、閉じられた関係へと感覚の窓を閉じてしまうことで、自らの視線の絶対性と安定性を確保しようとしている。あらゆるものの価値が相対化され、また、経済原則の圧倒的な優位によってその相対化がさらに推し進められてきたこの社会で、それでもなお生のリアリティをなんとか保ちつづけるために、社会へとつながる回路をあえて積極的に遮断しようとしていたのである。
![]() | 友だち地獄―「空気を読む」世代のサバイバル (ちくま新書 710) 土井 隆義 by G-Tools |
「再配分」の目的語に「尊厳」が来るってだけでも結構なインパクトだったのに、その問題の深さを想像するにかなり気分的に滅入りました(週末の山手線の酒臭さに滅入ったという話もありますが)。
イベント終了後、雨宮さんと東さんの著書にサインを頂きました。雨宮さんにはこういう機会でお会いするたびに「長時間話してみたい」と思ってしまう何かがありまして(でも結局何も言えないのですが)、いつも喉元まで出てきた言葉でいっぱい状態になります(同い年っていうのが一番大きいのかなぁ)。そして楽しみにしておりました「キャラクターズ」!まだ数ページしか読めていないですが、もーのすごく面白そうな予感ムンムン。
![]() | 右翼と左翼はどうちがう? 雨宮 処凛 by G-Tools |
![]() | キャラクターズ 東 浩紀 by G-Tools |
■自宅に着いてからは気分一新して竹善さんの最新ライブDVDを。1曲目からラストまであっという間でした♪楽器が少ない分だけごまかしがきかないのに、細部の細部までもーのすごく緻密ったら緻密。「Welcome to my room」のときも思ったのですが、竹善さんのピアノを弾く手元、(一音一音を大切にする緊張感からか)結構震えているんですよね。そういう緊張感がメンバーの方全員から伝わってきて(表面的にはとってもにこやかに&楽しげに演奏されているのですが)、とーっても良かったです。
![]() | LIVE WITH the CORNERSTONES ’07 中野サンプラザ 佐藤竹善 by G-Tools |

<関連>
・ゴブ certain death;アサショーRyu
・ライブでした;バブログ
「僅かに差し込む光」をくれたYSKWさんに感謝…!このバンドへのベース加入、「酔った勢いで言ってみたことが良い方に転がった」2008年度No.1かも知れませぬ。
灰色の雲と雲の間に 僅かに差し込む光は Music
![]() | Sugarless GiRL capsule by G-Tools |
僕の人生には(良くも悪くも)節目節目に「酔った勢い」があるのです。

<参考>
・徳島製粉 - Wikipedia
↓と比べてシンプルなパッケージが気に入りました。
![]() | マルちゃん 赤いきつね by G-Tools |
…でも貴重すぎて食べられない…(- -;。
![]() | 申し訳ないとフロム赤坂 アーバンMIX DJ 宇多丸申し訳Jr.&ミッツィー申し訳 by G-Tools |
![]() | 申し訳ないとフロム赤坂 アイドルMIX DJ 掟ポルシェ申し訳Jr.&ミッツィー申し訳 by G-Tools |
「上原ひろみ」色に染まりに染まったスタンダード集でありました。スタンダード集だっていうのに、この方の演奏は聴いているとぴたっと手が止まってしまいまして、「ながら」には不向きであります(- -;。このアルバムを聴きながらふと思ったのですが、佐藤竹善氏が「コーナーストーンズ」でやろうとしている一連のお仕事も、「ビヨンド・スタンダード」と呼ぶにふさわしいのでは。
![]() | ビヨンド・スタンダード 上原ひろみ~HIROMI’S SONICBLOOM by G-Tools |
(もはや勢いの止まらない)中田作品としてとっても気持ちよく聴けました…が、MEGというアーティストでこういう音楽をやる「必然性」みたいなものが、正直見えてこなかったです。
![]() | STEP MEG by G-Tools |
今回はぜひ参加したい!ということで速攻でチケットも押さえたのですが、ちょっと今仕事が定時で終われるかビミョーな時期で、うーん行けるかなぁっていう感じだったのですが、以前東さんがブログで↓のように書いていたこともあり、これは意地でも行かねばと週明けから無理やり詰め込み×2な感じでサバき(?)ました。そして
・思想地図シンポについて事務連絡;東浩紀の渦状言論
それにしても、なんでこんな告知をパネラーのひとりにすぎないぼくがする羽目になっているのか、その理由についてつらつら考えてみるに、おそらく今回のシンポジウム、店頭でのチケット販売に較べてウェブ申込での取り置きの比率が異様に高く、その多くがぼくのブログ経由で、そして東浩紀のブログを経由して申し込んでくるような学生orニートはいまひとつ信用できないぞと主催者側が考えているからではないかと思うわけです(笑)。
東浩紀の読者のみなさん。これ以上信用を落とさないためにも、取り置きしたひとは必ず当日会場に向かいましょう。そして当日来れないひとは、必ず連絡しましょう。まじでよろしくお願いします。
![]() | 思想地図 vol.1 (1) (NHKブックス 別巻) 東 浩紀 北田 暁大 by G-Tools |
序盤は北田さんのそれはもうわかりやすくすっきりと整理された「公共性」「エリート」の定義から始まり(以前ここでも書きました、山岸先生の「信頼」のお話と絡めて下さったので、よりわかりやすかったです)、一人10分間のご意見を順繰りに展開され、「整理する人が3人(東さん、北田さん、チャーリーさん)」状態がうまく機能しているのではと思ったのですが、後半からかなりヒートアップ(怖かったなぁ、宮台さん)。最後は何が何だかまとまりがつかないまま、時間切れ、という感じでした。
以前、「私見では真理性に基づく記述(リベラルアート的な目的プログラム)よりも、機能に基づく記述(制御の学的な条件プログラム)の方がトタリテート(全体性)において優位な─梯子を外されにい─時代になった」とおっしゃられていた宮台さんの「エリート」観、「社会設計」観、「亜細亜主義の使い方」観に対して、若手の方々が(と言いますか東さんとチャーリーさんが)、もーのすごく反発していたのが印象的でした。「真理」よりも「機能」っていう見方は一緒なのですが、いかんせん、双方が「機能」を期待する対象に違いがありすぎる(何たって一方は「天皇」「亜細亜主義」、一方は「オタクの断片化した知識の集積」なのですから)。
個人的にとっても心に残ったのが、お弟子さんであるチャーリーさんによる、師匠である宮台さんへの「挑発」シーン。「挑発」といってもそれは「アツイ」類の気持ちから来るものではなく、「哀れみ」としか言いようのない「無念」な気持ちからのものだったのではとつくづく思えたからです。
僕も鈴木さんと同じく、90年代半ばに「宮台真司」の言説に、完全にノックアウトされた一人で、授業をサボっては「終わりなき日常を生きろ」とか「まぼろしの郊外」とか「透明な存在の不透明な悪意」とかを中庭で読みふけっていました。今日鈴木さんもおっしゃっていたように、そして宮台さん自身の著書のタイトルにもあるように「これが答えだ!」的な感じが、まさにあの頃の宮台さんにはあったんですよね。それが最近、どうしてこうなってしまったのか、っていうくらい響かなくなってきたのです。
…おお、気がつけば長くなってしまった…続きはまたいずれ…。
<関連>
・明日ライブだったよ確か;アサショーRyu
・ご利益のなさそうな;人生はタイトロープ
・06.15 sun."Natural Hi-Tech Records presents"
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終わりましたー♪全体的にはとっても良かったと思いますが、個人的に要所要所で頭が白紙になってしまい…デカイミスをちょくちょくと(- -;。ひとり反省会が盛り上がりそうであります…。
何はともあれ、来てくれた皆様、ありがとうございましたー!感謝!「ステーキハウス・パンダ」も読んで下さいねー!

![]() | 女子の国はいつも内戦 辛酸 なめ子 by G-Tools |
PULSNUG出演時間は
日時:2008年6月15日(日)
開場:18:00/開演18:30
場所:Livehouse Shinjuku Motion
前売/当日:¥2,000/¥2,300 [D別 ¥500]
■練習後はそそくさとABCに向かい、大澤真幸さんの新刊「<自由>の条件」刊行に伴う、平野啓一郎さんとの記念対談を拝聴。「他者」問題と「言語の表象不可能性」問題は、実は構造が同じというお話にむむむと唸りました。「顔」のお話や、ぎりぎりの暴力性を含む「愛撫」という行為についてのお話も、とーっても刺激的でありました。しばらく読む時間は取れないですが(泣)、近いうちにじぃーっくり読ませてもらって、「他者」問題について僕なりにしっかりと考えてみたいと思います。
![]() | <自由>の条件 大澤 真幸 by G-Tools |
■お、大阪フェス…CD・DVD化なし…_| ̄|○
・決定しました!! ;竹善のブログ「おくらの軍艦巻き」
「Missin' You」…_| ̄|○
・信じられないことが起きましたよ!;文化系トークラジオ Life
本日発表された第45回ギャラクシー賞で、文化系トークラジオ Lifeがなんと、なんと、ラジオ部門の大賞を受賞しました!
![]() | 文化系トークラジオLife 津田大介 斎藤哲也 柳瀬博一 佐々木敦 仲俣暁生 森山裕之 鈴木謙介 by G-Tools |

























