わたり終えるか、転げ落ちるか
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10/1(月)、Sんべの会なるものを開催していただきました。「Sんべ」とは私の学生時代の因縁の居酒屋でありまして(詳しくはこちら「Sんべの会への道のり - Togetter」を)、その話を3月のCode4Lib6月のみんみん会の席にてちらっとさせていただいたところ、8月の中ごろにXデーのご連絡をちょうだいし、それからはもう私の中で「Sんべまであと○日」のカウントダウンな日々でした。そして当日、実際にのれんくぐって入店したときの感動たるや!
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■先月9/18(日)、天王寺公園にて開催されておりましたオオサカオクトーバーフェスト2011に行ってまいりました!昼からビール♪主催はブログ「ぺえぺえ魂」他さまざまな場で大ご活躍の@taniwataruさんです。実際に参加してみると、Twitter上で見かけたことのあるあの方からこの方まで、図書館界つながりがぐぅーっと拡がった会になりました~本当に心から感謝です!
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■7/9(土)、Dream Theaterのセッションサークル「DTT大阪」の第20回セッションに、今回もベースで参加してきました。2ndから「Pull Me Under」、3rdから「6:00」の2曲。う~ん、どちらも個人的に課題多しでしたが、何とか楽しく演奏できました(特に「6:00」は気持ちよかった~♪)。次への課題として今回記録しておきたいのが、「原曲スピードでの練習時期を、もっと早めに取る」ことです。2日、いや、3日前だったかな?原曲スピードで練習し始めたの。かなりやばくって必死になりました。聴いている側として今回おぉおっ!と思ったのが、「破水」こと「When The Water Breaks」。実はこの曲、あんまり好きではなかったのですが、この日のセッション再現は本当にすごかった!LTEに僕が挑戦することはないと思いますが(と言うか絶対できない)、DTTセッションの楽しみとして、LTEカバーに今後も注目!
Vol. 2 - Liquid Tension ExperimentVol. 2 - Liquid Tension Experiment
Liquid Tension Experiment

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終了してからのちょっとした雑談から、新たな動きがありそうな予感…わくわく。それにしてもベース、なかなかうまくならないなぁ!
図書館総合展フォーラム2011 in 京都」に行ってまいりました。私が到着した頃には、会場のキャンパスプラザ京都、超満員!入った瞬間「立ち見」が過ぎりました(奥の方の空いてる席に無理やり入りこんで座りました)。テーマは「図書館で電子書籍を使いこなす-知の拡大生産に向けて-」と、電子書籍、電子図書館について。長尾館長の電子図書館構想の進捗報告、という感じでしょうか。
電子図書館 新装版電子図書館 新装版
長尾 真

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ものすごく大雑把ですがざっとまとめますと、「日本中の人々が、国の知識を、自由に、利用できる」が目標→でも現段階では、国立国会図書館に来ないと閲覧ムリ→情報通信技術を使えば公共図書館、将来的には各家庭への配信可能→ただし、著作権をはじめ、いろいろと問題あり→「どういうモデルを作れば著者・出版社と国がWin-Winになれるか」という難問→今一生懸命取り組んでます、と(大雑把過ぎるか)。その後のパネルディスカッションでも、この構想には「いろんなところからいろんな反対が」あるので、「相当の時間を要する」とおっしゃっていて、その口調から、本当にいろいろ大変なんだなぁと思いました。とは言え、ここは慌てても仕方ないので「5、10年先を見据えて」やっていく、とのことでした。その後は、NDLが行っている主にWEBもののお話(NDLサーチ、JAPAN/MARC提供、レファレンス協同DB総合目録DB)について概観。

あまりにもざっくりしたまとめですが、詳しくは、@humottyさんによる詳細レポが素晴らしいのでそちらと、@shibureさんによる今回の図書館総合展in京都の前後を含めたトギャッタにリンクを貼らせていただきます。こちらも素晴らしい!そしてあぁ蘇る記憶!

<参考>
「図書館政策フォーラム2011 図書館で電子書籍を使いこなす-知の拡大生産に向けて-」レポート
Togetter - 「図書館総合展京都2011 合同懇親会」(楽しかった!あっという間でしたが、いろんな方と知り合えた!)

今回のフォーラムの前に、長尾館長の過去の論文をわらわらと拝読し、気の早いことに私は、長尾構想が達成された「後」のことが気になってしまっていました。「情報社会の生態学」という論文に、以下のような記述があります。

…公共的情報、公共的情報システムから与えられる情報は誰でもが利用できるという意味で便利ではあるが、誰でも持っているものは情報でないとも言える。自分だけが持っているものが貴重な情報で、そのような情報をこそ持つように努力しなければならないのであろう。膨大な誰でもが利用できる情報の中から自分にとって価値のある情報を引き出し、またそれを自分の立場から解釈して新しい意味付けを行うことによって初めて可能となるものである。そういった意味で困難な時代に我々は生きていると言える。

すべての情報に、誰もが、いつでも、どこでもアクセスできるようになる。それはそれで便利。でも一方で、「誰でも持っているものは情報でない」という、ちょっぴり逆説的なことになるというご指摘。アクセスできない、アクセスしがたい、という状況があるから、それは「情報」たりうるのだ、と。確かに。そしてさらに、誰でも、いつでも、どこでも情報にアクセスできる環境の中で、「自分にとって価値のある情報を引き出し、またそれを自分の立場から解釈して新しい意味付けを行う」ことのできる、(超ハイパーな)個人が求められる「困難な時代」であると。私は長尾館長は、電子図書館構想の達成もさることながら、その構想下で生きる「個のあり方」について、ある種の懸念を抱いておられるのでは、と思った次第です。

さらに、電子図書館構想下に生きる「個」に求められる条件(と私が勝手に思った)として、(ちょっと文脈が違うかもしれませんが、)「科学哲学の新しい考え方と工学の使命」という論文で言及されていた、「何らかの予見的知識によらず、現象を虚心に見るということの重要性」。すべての情報に、誰もが、いつでも、どこでもアクセスし、「自分にとって価値のある情報を引き出し、またそれを自分の立場から解釈して新しい意味付けを行う」ことができ、言ってみれば、ある事象に対して好きなだけ予備知識を持てたり、理論武装できる環境にいながらも、「何らかの予見的知識によらず、現象を虚心に見るということ」。こういう「個」を、長尾館長は思い描いてらっしゃるのかなぁと思いました。想像してみるに、私もそんな「個」になってみたい!と思う一方、そのハードルの高さに、呆然。

「電子図書館構想」と、その構想が実現した世界に生きる「個」。難しいのは、どっちでしょうか?
第5回Code4Lib JAPAN Workshop「めざせ!図書館発、USTREAM中継!~基礎から、集客ノウハウまで~」に、参加させていただきました!1日みっちりUSTREAM!いや~濃密過ぎる一日でした。アカウント取って、番組作って、USTREAM側の基本設定はあっという間に終了し、苦戦したのが番組そのものの企画!僕らの班は、たまたま相談に来た人に、たまたま相談に応える、という「たまたま相談所」という企画でした(実はコンセプトは、feat.「バラエティ生活笑百科」、なんですよ)。

企画と各分担を順調に追え、いざUstでリハ!という段階で…ネットワーク環境が最悪に!つながらない!つながっても…遅い!Ustサーバに接続したと思ったら…切断に次ぐ切断!緊迫する現場!悪化する雰囲気!うぉおぉおぉおぉ~!…ということで急遽iPhoneを使って3G回線から中継することに…iPhoneユーザでこれほど「助かった…」と思ったことはありませんでした。但し、「観る側」PCのチェックも、当然できないままでしたので、本当にiPhoneから中継できているのかどうか、実はその場ではまったくわからないままでした。

ひと班につき、所要時間「8分」いただいたのですが、改めて録画を見返したら、2分ちょっとで終わっていた!現場ではそれはもう「永遠」を感じるほどの時間の長さだったのに!よっぽどテンパっていたのでしょう…。

たまたま放送局「たまたま相談所」
URL:http://www.ustream.tv/recorded/13417280

でも内容は、演者の皆さまの芸達者さ(キャラ立ち)に助けられ、とっても良かったと思います!演習の最後には質問の機会もいただけて、かなりたどたどしく、「放送する側と、PC側で観てる側との温度差」について質問させていただきました。確かにそういう温度差はあるけれども、やはり熱く、毅然とした態度で、放送する側は徹した方がいい、というようなお話をいただけました(ありがとうございます!)。

そして懇親会では、ARGの岡本さんと少しですがお話させていただけたことに加えて、関西の多くのライブラリアンの方々とお知り合いになれて、それはもう楽しい時間を過ごすことができました!今の僕の職場のお近くの方、Twitter上のツィートはいつも拝見させていただいてい方々、そして前職の仲間(もとい怖~い上司w)、さらにはマイ青春時代を黄金色に染めつくした母校の図書館の方々まで!

<関連>
Togetter - 大図研+Code4Lib Japan 5th workshop「めざせ!図書館発、USTREAM中継!~基礎から、集客ノウハウまで~」
大図研+Code4Lib Japan 5th workshop「めざせ!図書館発、USTREAM中継!」実習番組表

最後に…Code4Lib JAPAN、最高!

■Code4Lib JAPANの前の週には、INFOSTAのサーチャー試験合格者の会に出席させていただきました。短い時間かつ、図書館の方ばかりではなかったのですが、刺激的な時間を過ごせました。最初に1級合格者の講師の方からお話をいただけたのですが、1級合格の秘訣は、(あくまで僕が感じたところでは)「この分野なら何時間でも話せる、という分野を持つこと!」でした。うーんキビシイ…普段はやれ特許だとか、薬学だとか、そういう得意分野を持てる環境ではないので、最後に講師の先生に、泣く泣くそういう弱みをお伝えしたところ、「得意分野を持ってる人のネットワークを増やすしかないですね!」とのこと。それはそれで結構厳しいですが、確かに先生のおっしゃることも一理あり…でも何とか1級、合格できるように頑張りたいと思います。INFOSTAの皆さま、当日ご挨拶できた皆様、今後ともよろしくお願いいたします!
先週1/10(月・祝)13:00より、大阪市立中央図書館中会議室にて実施されました「日本図書館研究会 第277回研究例会『岡崎市立図書館Librahack事件から見えてきたもの』」を拝聴させていただきました。

最初は図書館問題研究会・静岡県立中央図書館の新出さんによる「Librahack事件と図書館」。非常に明快でわかりやすいお話でぐいぐい引き込まれした。とにかく当事者の中川さんの名誉回復のために、実名を使ってお話したいというスタートからもわかるように、とにかく今回の事件は図書館側の(Webアクセスといった考え方への)認識の遅れ、というスタンスが、ものすごく出ていました。Webアクセスの常識、さらにはそれらを日常的に使うユーザーの声に耳を傾けること、というお話が特に印象的でした。以下レジュメ以外での僕の個人的メモ。

・中川さんの「名誉回復」のために実名を使ってお話する。
・Libra = 岡崎市立図書館のシステムの愛称。
・新着冊数は約3,000冊。昨日と今日で何が違うのかよくわからない。ので、差分だけを取りたい。
・(一覧だけでなく)格書誌の詳細ページの内容と、予約状況(有無、件数)のデータがほしい。
・予約が多ければ、アマゾンで買おうと思っていた。
・これを実現させるプログラムを組み、稼動させていたところ、コネクションのMAX値(1,000本)に達してしまい、他の利用者がアクセスできない状況になってしまった。
・NDLのインターネット情報の収集方法は、自動収集プログラムを使って、ダウンロード間隔を1秒以上あける。中川さんのプログラムのマナーとどれほどの差が?
・8/21朝日新聞が「図書館システムに不具合」と報道。この日の報道がキーだと思っている。
・9/1岡崎市立図書館の公式見解。内容は「利用者に配慮をお願い」するというもの。また、「報道によりますと、起訴猶予処分になっているとのことです」とえらく他人行儀。
・「ボロサイトはボロいと察して配慮しろということだな」。
・9/28(これ以上ないタイミングで)個人情報流出事件。
・手順をスキップして、いきなり岡崎署にお願いしたのが誤り。
・2010年の図書館への関心は「国民読書年よりもLibrahack」。
・被害届を出せば逮捕につながる可能性がある、という認識がなかった。
・中川さんの動機:来館利用でないWEBサービスは、今後増える。
・日本図書協会の西野さん「プログラム予約は悪!」。
・図書館利用の考え方は幅が広い。プログラムアクセスは「普通」となる。
・ユーザーからの意見聴取が重要。
・図書館員は時間のシステムを使わないという悪い習慣があるので、使い勝手の悪さに気がつかないから。


続いて京都大学学術情報メディアセンター、上原哲太郎先生による「Librahack事件から見えてきたもの~公共IT調達を中心に~」。序盤は穏やかな自己紹介から始まって、徐々に皮肉のきいたシリアスな話に。図書館員のITの力、(金額のふっかけられ事例等と通した)「公共」セクションが企業にどう見られているか、「何もしない」が最適戦略、または自分たちで精査せずに、すぐに捜査令状を依頼、という「体質」のお話、どれも胸の痛い痛いお話でした。それにしても先生の、実にクリアな問題整理、素晴らしかった。ああいう風になりゆきを理解し、整理し、問題点を指摘する、という思考法を身に付けたいものです。以下レジュメ以外での僕の個人的メモ。

・和歌山大学に勤務していた時代、IT担当の愚痴をずっと聞いていた。
・(京大)図書館でシステム関係の相談があったときに、対応できるのは1.5人~2人。
・不起訴には「起訴猶予」「嫌疑不十分」「嫌疑なし」の3種類がある。今回はなぜ「起訴猶予」?
・岡崎市、MDISのプロポーザル高評価!でも実際は…。
・これで5憶?RFID対応の設備でもあるのか?…いや、ない…
・個人情報保護、OPACの処理、セキュリティ対策、で何と三菱は1位。でも実際は…?
・検索レスポンス遅い。(岡崎では修正済だが)1文字検索ができない(奈良県立図書館もMDISで検証)。
・MDISのソースから判断するに、ある大学図書館にインストール→カスタマイズ→吸い出し→ある大学図書館にインストール→カスタマイズ→吸い出し…を繰り返していたことがわかる。
・しかもMDISのソースにはコメント行に三菱電機の「み」の字もない。
・大手企業に技術者はいない…!社員ではないエンジニアが開発を担当する。
・そもそもな問題だが、公務員(体質)問題。公務員=「何もしない」のが最適戦略。
・予算採り→(図書館等、公共セクションには)価格の妥当性を検討できる人がいない。
・結果いつのまにか「倍々ゲーム」。(先生がいちど「高すぎる」と交渉したら、何と半額になった、というお話も。)
・公共だと、損害賠償等を求められるリスクがないと思われている。
・ベンダロック=SIerの必勝方程式。
・自治体にITコンサル(監査)ができる人材を!コンサル(監査)は、自治体の仕事であるという自覚を!
・もちろん、自治体にITコンサル(監査)ができる人材を置くことができても、今度はその人を監視するしくみも必要だけれども。
・今回もれてしまった貸出履歴という情報は、言わば、思想・信条にあたる情報で、機微性が高い。住所、氏名がもれたという問題よりずっと重要。)
・2011年は、本当に電子書籍元年になる。アメリカでは昨年、電子書籍が紙書籍の売り上げを超えた。
・電子書籍がメインになってきた場合の図書館員の役割は?まずはIT力。とにかくITを魔法扱いしないこと。
・それからやはりレファレンス。問われるのはレファレンス力。
・Yahoo知恵袋、人力検索はてなも、クオリティ低い。クオリティの高いレファレンス力を身につけることが重要。


今回参加させていただいて、特に感じたのは2点。ひとつは、(アクセス障害を引き起こした)コネクションプール、(個人情報流出を引き起こした)Anonymous ftp状態、MDISのインストール→カスタマイズ→吸い出し…のサイクルが見てとれるソースコード、等、実際に頭の中にイメージできる人とそうでない人と、結構理解に差が出ちゃうんじゃないかな、と思いました。今回、全体的に(岡崎市立図書館やMDISの)「ずさんさ」を示す内容が多かったので、それらを聴いて(よもや上から目線で)バカにするような嘲笑がよく聞こえたような気がしたんです。いや、確かに図書館側もベンダもずさんだった。それは間違いないです。でも、↑のしくみをきっちりイメージできた上で笑うのとそうでないのとでは、ぜんぜん違うような気がするんです。ふたつめも、ひとつめの話とほとんど同じになっちゃうのですが、「(公共、公務員)体質」のお話になったときに、ここでもまた、「この人たちバカだね~公務員ダメだね~ハハハ」という雰囲気になった瞬間が結構あったような気がするんです(気のせいかな…)。僕は、ITのしくみ(Webアクセスの考え方)への認識の低さも、体質の問題にしても、「我がゴト」として「苦笑い」こそ起きても、「嘲笑」があってはいけないんじゃないか、と思いました(繰り返しますが、確かに岡崎市立図書館の対応はずさんでした。しかし…みたいな感じです)。いや、やっぱしすべて僕の勘違いかもしれませんが…。

何はともあれ、Librahack事件について理解を深められましたし、何よりも、Twitter上でのお知り合いの方と、リアルにご挨拶させていただいたのがとってもうれしかったです!今後ともひとつ、よろしくお願いいたします!

<参考>
【参加報告】 日本図書館研究会「岡崎市立図書館Librahack事件から見えてきたもの」:空手家図書館員の奮戦記
基調講演 "Librahack"事件を総括する:りぶらサポーターくらぶ
Librahack マスコミ報道だけでは分からない岡崎図書館事件
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