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わたり終えるか、転げ落ちるか
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今回の旅行の中で特に印象的だったのが、京劇と言われるいわゆる「チャイニーズ・オペラ」。これがですね、ホント面白かったです。観光名所を回るのって確かにそれはそれで良いのですが、そこにはどうしようもない歴史的事実しかなく、ただ「へぇ」「あぁそうなんだ」みたいな相槌を打ちまくるだけしかできないんですが、ここに来て観る側に解釈の余地と言いますか、楽しむ余地みたいなものを譲ってくれたようなとこがあり、個人的にはかなりヒットでした♪「チャイニーズ・オペラ」と普通のオペラの違いは僕が見たところ、上演時間と用いる楽器、ですね。「チャイニーズ・オペラ」は一編がとっても短く、何と言いますかとってもいさぎが良い終わり方です。用いる楽器はやはり中国の古典楽器(←とっても詳しい解説サイトです)。流れはごくシンプルで【イントロ(=導入)】→【サビ(=雑技アクション)】→【アウトロ(=オチ)】。ぶっちゃけた話、【サビ(=雑技アクション)】をずっと観てると「一体何の話だっけ」状態になることウケアイです(それがまた良いんですけど)。と言いますか【雑技アクション】のために【イントロ】【アウトロ】を「取って付けた」という印象。でもそれがまた(・∀・)イイ!!北京へ行ったらぜひ京劇を。今回は二編観ただけなんですが、もうすっかりファンです。
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