「浅き水に船を浮かぶるが如き」って結構ショック(- -;。でも当たってる気がものすごくするので(捨てる前に)ブログにメモ。此御籤(みくじ)の人は困難なる事多く非常に苦心あるべし
是浅き水に船を浮かぶるが如き道理なれば何事にも勉励して
速かに大海に出るのこころが肝要なり
後には安楽なる生涯を送るべし
・ある文脈においては孤独であること;クオリア日記
何かに気付かないことが、
鋭い感受性に支えられていることがある。
世間の流儀に合わせないことはもちろん、
その空気に感染することが、
自分の創造性の核を侵食すると思うとき、
クリエーターはあえて目を閉ざし、
耳をふさぐことを半ば無意識のうちに選択することがある。
何人かの卓越した人たちを見ていて、
そのような結論に達する。
仲間とわいわいやることはたのしいが、一方で、
ある文脈においては孤独であることが魂の平安に資するのだ。
何よりも、橋本治さんの言葉を借りれば、みんな「いい人」だった。
「いい人」のエネルギーは素晴らしい。
それは、良きものを信じるということである。
世の中がどうなっていようと、文句は言わない。
自分が信じるものに賭ける。寄り添う。
失敗しても、ぐずぐず言わない。
それが、世間はこうなっているから、しがらみがあるから、と談合するようになり、
精神の奥底にしみ込んでひねてすねてごちゃごちゃいうようになってくると、
次第に橋本さんの言う「いやな人」になってくる。
心にカビが生える。
基準を自分の中に持ち続けて偶有性の海に飛び込んで泳いでいる限り、
ぼくたちは何歳になっても「いい人」でいることができる。
カビが波で洗い落とされるのだ。
小林秀雄の恵み 橋本 治 by G-Tools |
<第1部>
1.Constant Motion
2.Never Enough
3.Surrounded
4.The Dark Eternal Night
6.Lines In The Sand
7.Forsaken
8.The Ministry Of Lost Souls
<第2部>
9.In the Presence of Enemies, Pt. 1
10.In the Presence of Enemies, Pt. 2
11.Home
12.Misunderstood
13.Take The Time
<ENCORE>
14. Shmedley Wilcox:
I.Trial Of Tears
II. Finally Free
III. Learning To Live
IV. In The Name Of God
V. Octavarium (Razor's Edge)
Systematic Chaos Dream Theater by G-Tools |
もっと睡眠というものにメリハリを付けたいところですが…。
たぶん思うに、
「明日もあるのに夜更かししたらいろんなことに支障出るぞー」
「ぎりぎりまで寝てたらかなり準備にバタつくぞー」
っていう声に逆らって、やっちゃいけないことをやってる「後ろめたさ感」が、
僕の寝つき&寝起きを悪くさせているのだと思います。
要するに、
僕は「後ろめたさ感」を欲しているようでであります。でもそれがなぜかはわからないです。
普段、どちらかと言えば、「金を払ってるんだから、外注先に協力的になることはない。欠陥があればじゃんじゃん指摘して、ひたすらやり直させろ」的な考え方を上からはプッシュされるのですが、僕は内心ずっとそれに反発を抱いていました。だってそんなことしたって雰囲気は悪くなるばかりだし、さらには納期もどんどん後ろにずれる、という状況になってしまうことは目に見えているからです(実際そうなるケースも多く見てきました)。
僕は仕事において、「金」と「商品」とのドライな交換が成立すれば良い、という考え方があまり好きではなく(もちろんその考え方が大切なシチュエーションもあるでしょうけど)、先方のパフォーマンスが最も良い形で結実するような状況を提供するよう、客であるこちら側も、できる限り「協力」する、という形が好きです。
だって役人と国民が「サービス」と「税金」を、先生と生徒が「知識・情報」と「授業料」を、、ミュージシャンとオーディエンスが「パフォーマンス」と「チケット代」を、ドライに交換し合うだけのやり取りって、やっぱりつまんないですよね?その「間」にお互いの「協力」が介在してこそ、その交換はより(クサい言い方ですが)人間らしくなるように思うのです。
…もちろん、あまり協力しすぎて「どっちが客だっけ?」みたいな状況はイマイチですけどね(苦笑)。今回はホント、お互いに良い仕事だったように思いました。○○さん、○○さん、(メールで何度も書きましたが)ホントにありがとうございました。
表現したい人が非常に多い「表現者過多」な今の状況で、表現の場を与えてくれる環境を提供してくれる、というのは、それはそれで大変ありがたいことだと思っていました。いわゆる大手の文学賞とは異なり、割と気軽に挑戦できる雰囲気がある、そんな場だったことは確かでしたし、そして何より僕にとってそんな場は結構貴重だったりしました(数年前にライブを何度かやらせていただいたライブハウスも、思えばそんな場だったなぁと思います…残念ながら店はなくなってしまいましたが)。そんな雰囲気の中、コンテストでは最終選考まで何度か残らせて頂いたり、賞を頂いたり、アンソロジーに作品を入れてもらったりと、その度やっぱりうれしいものでした。ただ、その際に僕自身感じたこととしては、作品に対する評価や、本を作った後の話が、やはり「過大」だった点が少なからずあったように思います。実際、その「過大さ」をどう捉えるかに対して、今回の経営悪化に繋がる出版社-著者間のいざこざがあり、そしてそのいざこざについてはやはり、新風舎側に責められるべき落ち度があったように思います。
ただ僕は、上にも記しましたように、その落ち度を責める気持ちよりも、「貴重な場」を失ったことに対する残念な気持ちの方が強いです。おそらくそう感じている著者の方も、結構いるのではと思います。
今後民事再生手続きを通じて再建を目指すとのことですが、では、今回問題となったその「過大さ」をどう解消していくかについては、僕は以前根本要さんがインタビューで答えていた内容が、とても良いヒントになるような気がしますし、そうあってほしい、というのが僕の純粋な願いだったりします。新風舎の失敗は、「あなたもストーンズになれる!」「あなたも山下達郎になれる!」「あなたも小田和正になれる!」という勧誘をしてしまった、又は、そんな言葉を使っていなかったとしても、著者側に、そう響くような言い方をしてしまった点にあると思います。くり返しますが、少なくない著者は、そんなことは(僕も含めて)望んでいないし、無理だと言うことはわかっているように思います。そういう道筋ではなくとも、表現を続けられる環境を示すことができれば、(もちろん以前ほどの収益は望めないでしょうが、でも違った、そしてまた別の形で)再建できるのは、と思いますし、再建してほしいと願っています。
以上が僕の見解です。いろいろと現実的な点を無視した意見かもしれませんが、あえて掲載させて頂きました。<「スタレビにとってLIVEとは?」という質問に対して>
だってやりたいんだもの。その「やりたい」っていうのは、ああなりたいっていうんじゃなくって。いや、もちろんストーンズみたいになりたいとかさ、そりゃたとえば、山下達郎みたいになりたいとか、小田和正みたいになりたいとかね、でも、あの、それはもうすでに誰かがやっていることだし、じゃあ僕らは、あの、それ以上か、それ以下かわかんないけども、そうじゃないポジションを作ることによって、あの、たとえばこれから音楽をやる人たちが、また選択肢が増えるような気がするのね。日本の音楽ヒットチャートの中で、大ヒット曲を飛ばさないと、音楽はできないんだっていう状況のなかから、割とライブをみっちりやっていけば、きっちりやっていけば、バンドっていうのは音楽活動をできるんだなっていう、そういう道筋をね、教えてあげるのが、僕らのやり方だし。
近々、ホームページをガラーっと変えます。
・珠玉の第2回SLTセッションライブ;竹善のブログ「おくらの軍艦巻き」
タケモトピアノCMソング 財津一郎&タケモット by G-Tools |
■正月はカミさんの厄払いということで薬王寺に。ヒトのライフコースがこれだけ多様になったっていうのに、それを固定するような「厄年」っていう考え方、それにくっついてくる「厄払い」っていう慣習が正直好かないのですが(だって「社会的に責任の重い」10代、20代もいっぱいいるだろうし、「子育てあるいは主婦(夫)として非常に多忙な」男性だっているし、「何事にも向こう見ず」な50代、60代だって山ほどいますし)、そんなことを主張してみても仕方がないので、ちょっとした遠出だと思って行ってみました。たこ焼きイカ焼きフランクフルト射的ゲームの縁日状態でした。あぁ、厄払いって要はお祭りだったのですね。↑みたいなコトゴチャゴチャ言わずに参加して楽しめば良いわけで。
・厄年 - Wikipedia
19歳、25歳は青春期に当たる事から、何事にも向こう見ずになりがちであり、それゆえ無茶に遭う事も多く、また33歳、42歳は青春期を過ぎ、中高年期への過渡期に当たる事から、人生のうちでも曲がり角でもあり、男性の場合は社会的にも責任が重くなり、それゆえ精神的・肉体的にも疲労などが多く、女性の場合は子育てあるいは主婦として非常に多忙な時期でもあり、いずれにしても体調や精神的に不安定になりやすいとされている。そのため、不慮の事故やけが、病気なども起こりやすいとされている。
■話は急に昨年に戻りますが、レコ大の小渕さんの涙にいたく感動。
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