わたり終えるか、転げ落ちるか
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11/8(木)、廣瀬純先生によるレクチャー「ディストピア零年 - No, We Can't! Another World Is Not Possible!」に行ってきました。4月に行われた市田良彦先生の最新刊「革命論 マルチチュードの政治哲学序説 (平凡社新書)」の合評会の質疑の際に、明らかに異彩を放っていた質問者の方がいて、その方が廣瀬先生でした。今回まとまった形で廣瀬先生の講義を拝聴できると知り(結果的に2回合わせてほぼ6時間も!)、告知で知るなりすぐ申し込み。
革命論 マルチチュードの政治哲学序説 (平凡社新書)革命論 マルチチュードの政治哲学序説 (平凡社新書)
市田 良彦

by G-Tools
福島第一原発の事故が始まってから今日までの「現状分析」の回にて、とったメモ。大変刺激的な内容で、3時間経っていたことをすっかり忘れるほど。

・野田首相「大飯原発再稼働」決定「以前」と「以後」との連続性・非連続性について。
・これだけの人数(20万人)が「革命の不可能性(この世界はもうどうしようもない)」を発見した(=これは「創造」と言ってよい)。
・ミサオ・レッドウルフ:「単純な指摘」の例

いまここまでやってきて、やっと効果が出始めている…可視化された数で圧力をかけて底上げしたいとおもっていたことが、いまようやくかたちになった

・木下ちがや:「優れた指摘」の例

…街頭行動という意志表明のあり方によって社会意識や政治を変えることができるんじゃないかということ、それが有効な手段であるということが、徐々に時間されるようになってきたと思う。…デモや運動の主流は全国の地域レヴェルへと移行し、その経験の蓄積が6月後半以降の官邸前行動の爆発的な広がりの基盤に…

・それぞれの「個」の中で「革命の不可能性(この世界はもうどうしようもない)」が先鋭化していくイメージ。
・デモ=中間集団(労働組合、同業組合、市民団体のような集合的な意見として効果を持つ集団)?いや、違う。これでは出会いがない。クリナメン(アトムの傾き)がない。※エピクロス派の雨=まったく交わらない雨…そこに「アトムの傾き」が「偶然」あって、それで宇宙が誕生した。
・もう一つの世界は可能じゃない。国家と資本が固く結託した世界…それ以外の世界はない!
・国家と資本の強固な結託ぶりには、国民は一切介入できない。街頭行動ではどうにもならない。
・「大飯原発再稼働」は、「革命の不可能性」をはっきりとつきつけた。
・IPS細胞でノーベル賞?そんなの「あらぬ可能性」をまき散らすだけで、それならば20万人規模で「革命の不可能性」に直面したこの出来事の方が断然価値がある。
・チェルノブイリの奇形の魚のように、遺伝子構造の組み替えも辞さない、そんな自己変革(世界の変革はもう不可能だから)が求められる。
・革命とは、悪が1つもない世界の創造。人類が滅亡するまで革命は終わらない。
・愚か者がいけしゃあしゃあと歩いている世界。でも、この世界とやっていくしかない。
・「マッケンローのように、頭を壁にぶつけることで初めて人は何かを見出すのだ」…不可能を作ることによって、自己変革を作る。
・政治とは革命。それ以外にない。
・クリシェ、ステレオタイプ、紋切り型のサイクルに耐えがたい、という気持ち。
・例えば、食べること(=紋切り型のサイクル)に耐えがたくなったら、それを拒否するのではなく、話しながら食べる。

マッケンローの「退路を断つ」サーブ&ボレーと「不可能性の壁」について。家帰ってすぐに画像検索。ホントにサーブしてすぐに前に出てっちゃうのですねー。
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