わたり終えるか、転げ落ちるか
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2/14(金)、第17回教育カフェ・マラソンの話題提供者はアースガーデンの植月千砂さん。パーマカルチャー(=恒久的持続可能な環境を作り出すためのデザイン体系)を教育へと実践した「子ども達が作った食べ物の森」の翻訳者でもあります(飛行機で読んで感動してすぐに翻訳を決めたそうです)。
Owly Images
<参考>
第17回 『こどもたちがつくった食べられる森』 話題提供:植月千砂さん
箕面こどもの森学園
アースガーデン
<関連>
みんなが話題提供者:人生はタイトロープ

校庭に「食べ物の森」を作る、という営みは「都会(的なもの)」から「自然」を取り返す、という意味があるそうです。私がまず意外に思ったのは「校庭」=「荒廃」という認識でした。でも確かに、異物がない、まっ平らにならされた「校庭」は「自然」と対極にあるのかもしれません。多様性に満ち溢れ、(パーマカルチャーで大切にされているという)「タテの空間を重視」した「食べ物の森」を作ることで、「自然」を取り返す。でもここはあくまで学校、「食べ物の森」を作れるかどうか、ではなく、作る上での「学びのプロセス」を重視しよう、農家や植木屋みたいな専門家を呼ぶのではなく、教師と子どもたちとで試行錯誤して「食べ物の森」を作ろう、失敗してもいい、完成形を気にしないで、とにかくやろう!という感じ、まるでその興奮が伝わってくるようでした。

印象的だったのは、とにかく子どもたちに「任せる」こと。もちろん「グループで話し合おう」「みんなでチェックし合おう」といったチェックは入りますが、あくまで子どもたちに「自分たちのプロジェクト!」と思ってもらうことを重視してとことん「任せる」点(森を作る上での資金集めについてで民主的に話し合う「プロジェクトクラブ」のお話も大変興味深かったです)。

とにかく、手持ちの武器、と言いますか材料でもあります、理科、国語、算数…教科で習ったことをフル活用して、(専門家ではないながらも)何とか問題を解決していこう、改善していこう、という力、心の働きを鍛える、ということの大切さを改めて痛感しました。「食べ物の森」で遊ぼう、どうやって遊ぶ?という問いから、思いつき(アイデア)が次々と出されている場面も、こういう力を鍛えているのだと思いました。

自分だけではなく他人(の考え)を意識したり、「食べ物の森」だけでなく、地域の環境を意識したり、「Holistic(全体論的)」に考えるようになっていく、というお話に、私はずっと「奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録」を思い浮かべてました。「生態的に正しい環境作り」という言葉が今日のお話で何度か出てきましたが、「奇跡のリンゴ」もまさにその営みだったわけで、ご存知の方はご存知かと思いますが、「生態的に正しい環境」に至るまで(それこそ農薬を使うことの誘惑や)、「信じて待つ」ことの困難さを、「奇跡のリンゴ」は物語っていたと思うのです。そう考えますと、「食べ物の森」(の実践)は、まさに教師の(子どもたちを)「信じて待つ」力に尽きると思うのです。どうやったら、農薬を使わずに(教育での「農薬」が何にあたるのかは措いておきまして)、「生態的に正しい」状態になるまで「信じて待つ」ことができるのか…そんなことを悶々と考えながら、話した1分間まとめはグッズグッズでした…あぁ、こうして書いていても何かまとまっていない…orz
奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録
石川 拓治 NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」制作班

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プロフェッショナル  仕事の流儀 農家 木村秋則の仕事 りんごは愛で育てる [DVD]プロフェッショナル 仕事の流儀 農家 木村秋則の仕事 りんごは愛で育てる [DVD]
茂木健一郎

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