わたり終えるか、転げ落ちるか
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■いろいろ書こうと思っていたことがあったのですが、なかなか思い出せそうにないので、いつもながらの読書日記からー。
こんなせかせかした毎日だからこそ、「待つ」ことに思いを巡らすことができたのは、ある種とっても贅沢なひとときでした。今度「ゴドーを待ちながら」でも読んでみようかしらん。
「待つ」ということ (角川選書)「待つ」ということ (角川選書)
鷲田 清一

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そう、判断できるのはいつも「事後的」。だからとりあえず手を動かそう。「事前」に判断して、手がまーったく動かない(でも口はぺらぺらぺらぺらよく動く)人のことは放っておきましょうぞ。

 まってくれよ。世界はそんな風に単純にはできていない。経済について考えるなら、国家管理の計画経済から、市場原理主義者との間に、いくつもの折衷案や、修正案の多様なグラデーションがありうるはずである。それらはどれが正しくて、どれが間違っていると、ひと言で言えるようなものではない。結果的に社会に有効に機能した経済政策というものが正しいオプションであったと、事後的に言えるだけである。しかも、現在それが正しい選択であったとしても、それが将来にわたって正しいかどうかということは誰にも保証することはできない。そこには、経済を左右する様々なファクターが複雑に干渉し合い、影響を与え合っているからである。
 会社についても同じことが言える。正しい会社というものは、理論的には描くことができようが、現実には幻想の共同体としての会社から、収益マシンとしての会社まで様々な形態、運営方法、理念というものがありうるわけであり、そのうちのどれが正しくて、どれが間違っているなどということは言えないはずである。うまくいっている会社のやり方が、さしあたり正しいと事後的に判断することができるだけである
 人間の世界はいつも、暫定的であり、変化の途上にある

株式会社という病 (NTT出版ライブラリーレゾナント 34)株式会社という病 (NTT出版ライブラリーレゾナント 34)
平川 克美

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「神童自慢ギリギリセーフ(いやアウト?)」な内容ではありましたが、そこはもういつもながらの中島節。
孤独な少年の部屋孤独な少年の部屋
中島 義道

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ありそうでなかったこの組み合わせ。あっという間に読み切りました。僕は学生の頃から中島義道先生のファンでこれまで数々の著作を読んできましたが、この本では随所に香山さんの意見の方に賛同することが多かったです。僕も30半ばにしていろいろと心境の変化があったのでしょうか。
生きてるだけでなぜ悪い?―哲学者と精神科医がすすめる幸せの処方箋生きてるだけでなぜ悪い?―哲学者と精神科医がすすめる幸せの処方箋
中島 義道 香山 リカ

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オニババ化する女たち」「コミットメントの力」の著者の短編集。久しぶりに我を忘れて小説に没頭しました。ホントに素晴らしい。ぜひ小説を書き続けてほしいです&(海外生活の長い著者ですし)翻訳予定はあるのでしょうか。英語版も出るのならぜひ英語でも読んでみたいです。
月の小屋月の小屋
三砂 ちづる

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以前宮台さんがおっしゃっていた「思想史について語るときは実にブリリアンドなのだが、時事的現象について語るときには実存的バイアスによって偏った議論になりがちという傾向」が今作もさらに色濃く。
〈宗教化〉する現代思想 (光文社新書 356)〈宗教化〉する現代思想 (光文社新書 356)
仲正 昌樹

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第一印象が「やまだないとさんの作品に出てきそうなコだな」な職場の同僚が、岡崎京子さんの「Pink」という作品を貸してくれました。いやはや、あそこまで強烈な女性(女の子)たちに、あそこまで強烈に振り回されてみたいです…みたいな感想は置いておきまして、読み終わった強く「よし、小説を書こう」と思ったのでありました。
PinkPink
岡崎 京子

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■さー週末はesqトリオライブだ!楽しみ楽しみ♪
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