わたり終えるか、転げ落ちるか
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「著者にとって初の新書」と帯にあったのですが、「憲法対論」は…?(奥平先生との共著だからでしょうか…?でもあの本はどう考えても「宮台さんの著書」かと…)何はともあれ、「ひとり『日本の論点』」、おそるべしでありました。「信頼ベース」VS「不信ベース」、「BtoB」VS「BtoC」のお話が印象的でした。でも(昨年のM2でもおっしゃっていましたが)もう今後こういう政治・経済問題に重点を置いちゃうのでしょうか。Jポップや少女マンガを斬りまくっていた宮台さんはもう帰ってこないのでしょうか(サブカルがつまらない、という理由で)。
日本の難点 (幻冬舎新書)日本の難点 (幻冬舎新書)
宮台 真司

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憲法対論―転換期を生きぬく力 (平凡社新書)憲法対論―転換期を生きぬく力 (平凡社新書)
奥平 康弘 宮台 真司

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いやーおもしろかった!おふたりともとっても深く、高度なお話を、実にまーったりとされていて。特に第二章の柴田先生とアメリカ文学との出会いのお話はかなり強烈でした。高橋さんの「『そんなことがあり得るの』って言いたくなるけど(笑)」「すごいですね。信じられない(笑)」っていう台詞のまんまな印象でありましたー。
柴田さんと高橋さんの小説の読み方、書き方、訳し方柴田さんと高橋さんの小説の読み方、書き方、訳し方
柴田 元幸 高橋 源一郎


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そして何より、高橋さんの↓のオコトバにいたく興奮したのでありました。

僕が小説を信頼するのは、小説というものが、変貌し、嘘をつき、カメレオン的に変身しても生き延びていいいかげんさを持っているからです。原理主義の小説や、ある形式でを遵守する小説にとっては苦しい時代かもしれないですけれども、僕が小説のいちばん重要な美点だと思っているものを持っている小説にとっては、逆に、厳しい条件こそが必要なのです。現在の状況を悲観的にしかとらえられないとするなら、そんなものは、亡びても仕方ないと僕は思います。僕は、小説については、きわめて楽観主義的です。なぜなら、小説より面白いものは、この世に存在しないんですからね


WEBの単発連載をまとめた内容で、こりゃあ通勤に最適!と思っていたのですが、やはり笑いをこらえるのがつらすぎまして(笑)。「つっこみ力」をまた読み返したくなりました。
日本列島プチ改造論日本列島プチ改造論
パオロ ・マッツァリーノ

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話題の「日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で」を読む前に、なぜかこちらから購入してみました。「柴田さんと高橋さんの…」と近い時期に読めて良かったと思いますー。「日本語で読むということ」も近いうち読むぞぉー。
日本語で書くということ日本語で書くということ
水村美苗

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