わたり終えるか、転げ落ちるか
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テレビがつまらない理由がはっきりとわかりました。

 以前こんなことがありました。あるテレビのドキュメンタリー番組で、ベルギーのビール作りを取材に行きました。職人たちが伝統と革新の間で、試行錯誤しながらベルギービールを守り続けているという内容です。女性のディレクターから番組の最後に締めの一句を作ってほしいと頼まれました。私は、ビールの注がれたグラスに映る星と月を詠みました。ところがディレクターは納得しません。もっと職人たちが苦労して汗をかいてビール作りに魂を注ぎ込んでいることを俳句に詠めないのかというのです。
 俳句は「物」の文学です。「事」の文学ではありません。事柄を直接謡うものではなく、「物」に事柄やストーリーを託して、余白に漂わせるものです。

俳句脳 ――発想、ひらめき、美意識 (角川oneテーマ21 A 85)俳句脳 ――発想、ひらめき、美意識 (角川oneテーマ21 A 85)
黛 まどか 茂木 健一郎

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