わたり終えるか、転げ落ちるか
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歴史の理解が面白くなるのも、カラヤン指揮による音楽が素晴らしいのも、やはりそこに「偶有性」があるから、という茂木史観&音楽観なのです。100%同意します!CDはこれから聴きます。
文明の星時間文明の星時間
茂木 健一郎

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カラヤン Herbert von Karajan ―音楽が脳を育てる (CD付き:茂木健一郎選曲 脳を育てる名曲11曲58分)カラヤン Herbert von Karajan ―音楽が脳を育てる
茂木 健一郎

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よし、そんなこんなで歴史の裏背景を見てみるぞ…と思って読んだ2冊から学んだのは、何より学問に対する姿勢でありました…。「創氏改名」での、新たな資料の発見につながるほどの裏づけへの執念。「日露戦争の世紀」での連鎖視点。どちらも原点回帰をこれでもかと促されました!

 一つ目に、序章で触れた麻生太郎発言である。これは麻生氏個人の認識というより、創氏改名に対してかなり多くの日本人がもっている見方を表したものといえる。不確実な根拠にもとづく一面的な見方と言わねばならないが、それを批判するためには創氏改名の全体像を示す必要があることを感じた。
 二つ目は、韓国の文書館で新しい資料を「発見」したことである。

創氏改名―日本の朝鮮支配の中で (岩波新書 新赤版 1118)創氏改名―日本の朝鮮支配の中で (岩波新書 新赤版 1118)
水野 直樹

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…言うまでもなく、人と人が織り成す社会では、さまざまな出会いや出来事のなかに思いもかけない繋がりを見出すことができることを私たちは経験的に知っています。というよりも、人間の社会は、時間や空間を超えつつ、しかも繋がっているはずのものですから、どこかで何らかの繋がりを見出すことは不可能ではないのでしょう。
 -中略-
 さらに、連鎖視点とは、繋がりを想定しながら、逆にそれによって、そこにいかに繋がりの断絶や喪失が潜んでいるのかという「失われた環」を見つけ出すための方法的な仮説でもありますから、読者の方も、ご自分の関心や知識によって、それぞれに新たな史実の繋がりや断鎖の局面などを発見する喜びを体験されることによって、本書とは違う連鎖視点で歴史をみていただきたいと思います。現在、自らを誇りたいためか、人と人とを離反させることに愉悦を見出すような歴史書がすくなくありませんが、あらゆる境を越えて人と人とを繋いでいくためにこそ歴史に学びたいと私は念じていますし、そのためにも連鎖視点が不可欠だと感じています。

日露戦争の世紀―連鎖視点から見る日本と世界 (岩波新書 新赤版 (958))日露戦争の世紀―連鎖視点から見る日本と世界 (岩波新書 新赤版 (958))
山室 信一

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